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哀愁の椎葉へ

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久し振りに好きな歴史を!

「南無八幡大菩薩、我が故郷の神々、日光の権現、宇都宮大明神、那須の湯泉大明神、願わくは、あの扇の真ん中を射させて下さい。
これを射損じたならば、弓を折り、自害して、再び人に会うことはできません。
もう一度本国へ迎えようとお思いになるならば、この矢を外させないで下さい。」

ご存じ『平家物語』の「屋島の闘い / 扇の的」の一節(現代語訳)です。
※一部引用した原文・現代語訳の全文HP☞これだけはYATTOKE!

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居並ぶ源氏・平家の諸将を前に海に乗り入れた馬上から那須与一が、
平家方の揺れる船上の扇の的を射る場面です。

中学の授業で学んだことなのに、
この与一の心理描写に強烈な印象を受け今でもよく覚えています。
 ※下の動画の2分30秒あたり


これからが本題 平家落人伝説
壇ノ浦で敗れた平家の残党の一部は、秘境宮崎県椎葉村へ落ち延びました。
それもやがて源頼朝の知るところとなり、頼朝は那須与一に追討を命じました。
与一は病を患っており代わりに弟の那須大八郎が向かいました。
そこで大八郎が見たものは、山奥深い里に農耕で平和に暮らす人たち。
不憫を感じた大八郎は討伐を断念、幕府には追討したと偽りの報告をし、
此の地に暮らすことにしました。

そして平家方の鶴富姫と恋仲になり二人は結婚。
しかし幸せは長くは続かず、大八郎に幕府から帰還命令が出ます。
このとき鶴富姫は子を宿していましたが、
大八郎は鶴富とまだ見ぬ子を残し椎葉を後にします・・・

平家の末裔鶴富姫と源氏方の那須大八郎の悲恋物語は、
日本版「ロミオとジュリエット」として長く伝承されています。

詳しく知りたい方は☞HP椎葉「平家落人伝説」

※巷では「嘘だ」「忖度だ」と辟易するけど、
命令違反だけど大八郎の「嘘」は私はいいな~!
佐保姫  potter_bana_sakura2.gif 

民謡は好まないけれど、「ひえつき節」だけはとても好きです。
濱田真美さんの哀愁漂う歌と悲恋の歌詞が何ともいえないです
知人のシスター(修道女)の新任地が椎葉村の入口である宮崎・日向市、
それがきっかけでかって旅してみました。

椎葉村は日向市から山間峡谷をバスで2時間余
人口3千人 村のほとんどは山林
1,000mを越える峻険な九州山脈に抱かれ点在する山間集落
自然豊かな日本の
原風景がありました。
国境の尾根を越えた向こうは同じく熊本県の秘境、子守歌の五木・五家荘です。
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 鶴富屋敷
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 椎葉平家まつり   
phot by みやざき観光情報旬ナビ

  ひえつき節♬
おまえ平家の公達のながれ
おどま追討の那須の末


那須の大八 鶴富置いて
椎葉たつときゃ 目に涙





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3 Comments

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2018/06/13 (Wed) 16:41 | REPLY |   

ダリルジョン  

おはようございます!

とても優しく響く歌い方ですね、
望郷・ノスタルジーを感じる声、
故郷のない私ですが、こう言った民謡の利かせ方もまたいいです。

紙芝居のように思い出される、気持ちが
心地よく時間をかけて浸みだしてくるようです。

2018/06/14 (Thu) 04:49 | REPLY |   

春花月夜  

Re: おはようございます!

ダリルジョンさん、いつも嬉しいコメントありがとうございます。

2018/06/14 (Thu) 22:44 | REPLY |   

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